痛みは敵？味方？

 

整体の仕事をしているとちょっと違う角度から体のことを考えることがあります。

 

その代表格は「痛みは敵なのか？味方なのか？」ということです。

 

もちろん、快適な生活を送ろうと思えば痛みは敵にしかならないわけです。

 

それは今更ぼくが言うまでもなく誰でもわかっていることですよね。

 

でもね、ちょっとだけ考えてほしいことがあります。

 

今まで、本当に何か体の異変・違和感・痛みを何も感じなかったのでしょうか？

 

事故やケガなどのように突発的な出来事で体を痛めることはここでは省きます。

 

慢性的な痛みを感じている人は、その状態になるまでに何も感じなかったのでしょうか？

 

きっとそうではなく予兆のようなものがあったんじゃないかな？と思います。

 

でもね、普段から忙しくて大変だからちょっとした違和感とかだったら我慢・無視しちゃいますよね。

 

とてもよくわかります(笑)

 

ぼくも少し前に数年前から歯が痛かったけれど我慢できる程度だったので放っておいたら、熱いモノを食べるだけで我慢できなくなるくらい痛くなりました。

 

そして、神経を抜かないといけない事態になりました。

 

その時は反省しましたがのど元過ぎればで歯医者さんに長いこと行ってません。

 

僕のようにちょっとくらい大丈夫だろうの積み重ねが自分でも気付かないうちにとても根深い部分にまで事態が進行している可能性があります。

 

「痛み」ってそのバロメーターじゃないでしょうか？

 

「ここまでの痛みがないとこの人は止まれないんだろうなぁ」とか「今まで本当に我慢してきはったんだろうなぁ」と思うことがあります。

 

そう考えるとね、このまま痛みを感じないで突き進んだら、それこそ取り返しのつかない事態になってしまうと思うんです。。。

 

これはどれほど小さな痛みでも根本的には同じことが言えます。

 

「痛みはサイン」です。

 

そのサインにどのレベルで気付いて、どのレベルで対処するのか！？

 

そこが重要だと思います。

 

そして、我慢して時間を伸ばせば伸ばすほど改善するまでの時間も比例します。

 

これにもちゃんと理由があるのですが、それはまた違う機会にお話したいと思います。

 

 

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