身体を改善する方法①

体の「不調」や「痛み」とは何でしょうか?

以前にも「痛みは体からのサイン」です。とお話したことがあると思います。

前のブログ記事を下に載せておきます。

整体の仕事をしているとちょっと違う角度から体のことを考えることがあります。 その代表格は「痛みは敵なのか?味方なのか?

※よかったら先にこちらをご覧下さい。

痛みは体からのサインです。

実は痛みが出ないとわからないほど、私たちは自分の体を酷使しているということに気付けていません。

きっとあなたも色んなテレビや雑誌などを見て、体に悪い姿勢や動作、行動など様々な知識を持っていると思います。

しかし、何故かそれをしないでいることが出来ないですよね。

例えば、

①スマホやパソコンをしていると猫背になりやすい

②変な格好でテレビを見ていると首が痛くなりやすい

③この動作をしたら腰が痛いのをわかっているけどその動作をしてしまう

など、わかっているけどやめられないと思います。

仕事や家事などで仕方なく我慢して頑張っているという人も多いのではないでしょうか?

でも、本当にそこまで我慢しないといけないことなんですか?

言い方を変えると、

痛みが強くなるまで我慢しなくても、早い段階で何らかのケアが出来ませんか?

我慢すれば我慢するほど慢性化してしまって、改善するまでに時間がかかってしまいます。

よく、慢性化すると時間がかかると聞きますよね?

じゃあ、どうして慢性化すると改善するまでに時間がかかるのでしょうか?

これには体の大事な特性が関係しているんです。

それは、

「体は今の状態が良い状態だと認識している」

という特性が関係しています。

私たちの体は常に今の状態が一番いい状態だと思っています。

そうすることで、バランスを保っているからです。

もし、このバランスが崩れてしまうと、痛みや不調が出た時点ですぐに我慢できなります。

そうすると動けなくなりますよね。

現代だから、動けないことが命に関わることに繋がることはほぼないです。

しかし、もっと昔なら「動けなくなる=死」に繋がる時代がありました。

だから、何かあっても多少我慢することの出来る体に進化したんです。

しかし、現代ではその我慢が度を越している気がします。

本当に我慢できなくなってから「どうしようか?」と悩んでいる人が多いです。

でも、体はずっとその状態なので大丈夫なんだと認識しています。

だから、調子が良くなったとしても

元のしんどい状態をよい状態だと思ってきた時間が長ければ長いほど今の状態から元の状態に戻そうとする力が働きます。

体はそれが私たちにとって良いことだと思っているからです。

矛盾するように思うかもしれません。

しかし、体からすると元の良い状態に戻そうとしているだけなんです。

ここまで読んでみて、

どうすれば、この体の認識を変えることが出来ると思いますか?

体の状態が良い今の状態の方が今までのしんどかった状態よりもいい状態なんだと体に認識させるためにはどうすればいいんでしょうか?

そのためには「上書き保存」をすればいいんです。

体を何度か「改善して戻って、改善して戻って」を繰り返して改善している時間が長くなると体の認識も変わってきます。

そうすると、体の状態が改善している方が良い状態だと認識できるようになってくるんです。

でも、ここでもう一つ問題が出てきます。

それは「根本的な原因が何もわからない」ということです。

これがわからないと同じ不調や痛みがある状態に戻ってしまいます。

このお話については次回にお話したいと思います。

今日のお話の中で覚えてもらいたいのは、

「体は今の状態が良い状態だと認識している」

ということです。

是非、覚えておいてくださいね😊

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