「肩こりの原因 母指球筋」
今回も前回と同じように具体的に「肩こり」の原因となる可能性がある場所をご紹介します。
前回のブログを読んでいない人は下のリンクよりご覧くださいね。
今日は「母指球筋」という場所についてお話します。
母指球筋とは?
親指の下のふっくらしている場所があります。
そこが母指球筋と言われる場所です。
※赤く丸をしている所です。
ぼくのような業界の人や「料理をよく作っている人」「パソコン作業」などのように手をよく使っている人はここを触るとコリコリしている人が多いです。
特に施術中に真ん中や手首に近い場所にコリコリを見つけます。
ここは体のつながりで肩や腕と関係があるので、この筋肉が硬くなると腕全体に影響があります。
また、信じられないかもしれませんがこの筋肉のつながりは腕だけでなく体幹にも影響があります。
ですので、ここが硬くなるだけで腰痛の原因にもなる可能性を秘めています。
どうして「母指球筋」なのか?
上記でもお話したように、
この筋肉は腕だけではなく、体全体のバランスに影響を持ちます。
もちろん、この筋肉を緩めるだけで肩の可動域が上がる。
簡単に腕が上がるようになった。
そのようなことも実際の施術中にはあります。※結果を保証する発言ではありませんのでご了承ください。
そして、最近では特にスマホの存在が大きくなっています。
スマホの持ち方を一度確認してください。
大きなスマホが多くなってきた現代ではスマホを持っているだけでも手や腕に負担がかかってくるようになりました。
特にスマホを片手で操作するときに親指だけで操作することになります。
実際に片手で操作するとわかりますが、母指球筋がめっちゃ動きますよね。
自分でも知らない間に親指を動かす筋肉を酷使していることがわかってもらえたと思います。
セルフケアの方法
では、自分で「母指球筋」をセルフケアするにはどうしたらいいのかご紹介します。
①写真の場所に優しく反対の指(人差し指・中指・薬指)を触れて下さい。
②①の状態のまま、力加減を変えないで指を上下上下とリズムよく触れて下さい。※ゆっくりと触っている筋肉を揺らすように触ると気持ちよく出来ます。
③触れて痛い所や硬くなっている所はゆっくり優しく触れて下さいね。
④ポイントは、両手とも力を抜けるように手をどこか(机や台など)の上に置きながら行うことです。
⑤大体30秒から1分間くらい揺らしたら、揺らすのをやめてゆっくりと手を離します。※ゆっくり離すのがポイントです。
⑥終わったら、ゆっくり腕を動かしてみて下さい。このセルフケアをする前よりも軽く動かせるようになっていたら成功です。
ぼくもよくここが疲れるので、自分でセルフケアをしています。
大体1日2~3回くらいでいいと思います。
このような場合は絶対にすぐにやめて下さい。
・やってみたら余計に痛くなった場合
・腕にしびれがある場合
・母指球筋に少し触れるだけでも激痛がある場合
上記の場合は、すぐにやめて病院に行って診察してもらってください
セルフケアを安全に行うために・・・
基本的にセルフケアは、骨や筋肉・神経などに異常がない場合に自分で出来ることをご紹介しています。
痛みや違和感などの強度にもよると思いますが、何か変だなと感じたら一度病院などでレントゲンを撮ってもらうなど診察を受けて下さい。
※実際に「肩こりが酷い方で心臓に疾患が見つかった方」や「今までに経験したことがないくらいの頭痛でご来店いただいたお客様がただの頭痛ではなかった方」がいました。
そのうえで、自分で出来ることは自分で出来るようになることを目指しましょうね。
最後に・・・
このセルフケアのポイントは「腕橈骨筋」の時と同じように
・両腕の力を抜いて行うこと
・優しくゆっくりとすること
・触っている所は動かさないこと
・やり過ぎないこと、何回もしないこと
です。
「長い時間したら緩みやすい」とか「強くした方がいい」とか全くありません。
むしろ、優しく体の負担にならないようにした方が体は喜びます。
ちょっと、慣れるまで練習が必要かもしれません。
よかったら、このセルフケアをしてみて下さい。
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